長女の妊娠、出産記録③
12時過ぎころ
分娩室に移動し諸々の準備をして分娩台へ。
自分で足を持ち上げるのは可能。
麻酔を追加してもらう。
導尿するが麻酔が効いているので痛みや違和感はなし。
200くらいらでたらしい。多いのか??
夫も分娩室へ。
痛くないため始終笑顔で会話する。
NSTをつけて会話をしながら赤ちゃんが降りてくるのを待つ。
赤ちゃんがお腹の中で少し右側に斜めになっていたため移動を促すように左を下にして待機。
多分これで左側の方が麻酔の効きが良くなってしまった模様。
13時過ぎころ
なんとなく右側に痛みを感じたため麻酔を追加してもらう。
赤ちゃんは順調におりてきてるらしいが感覚はない。
いきみたい感じやお尻を押される感覚は結局最後までなかった。
14時ころ
そろそろということで先生到着。
(もしかしてもう1回麻酔を入れてもらったかも。記憶あやふや)
赤ちゃんの位置は11時の方向くらいまで直ったらしい。
通常は足を踏ん張っていきむらしいが麻酔により足が痺れて踏ん張れないため左右に1人ずつ足を抱えてもらい(夫も参加)タイミングを見ていきみを開始。
この時点で特に左足に力が入らない。
お腹の張りの感覚がないため、助産師さんや先生に声を掛けてもらいいきむ。
張りに合わせて深呼吸を2回した後、大きく息を吸い込んでいきむ。
途中1回息を吐いて吸ってもう一度いきむ。
いきむと言っても麻酔がきいててよく分からないが取り敢えず言われた体制で力を入れる。
上手上手とか言われてたけど本当に進んでいるか半信半疑だった。
途中で赤ちゃんの脈が少し遅くなった為、慌ただしく吸引の機械の準備が始められる。
私は酸素マスクをはめられ、深呼吸するように言われる。
意識して深呼吸し赤ちゃんに酸素を送ったら脈も通常に戻り事無きを得る。
呼吸大事。
全部でいきみを5回ほど繰り返した時に、
「もういいですよー」と言われ、
足の間から小さな人の形をした物体が姿を現わす。
すごい!本当に居たんだ!!
すぐに「あ〜、あ〜」と泣き始める。
想像してたオギャーッて感じではなくらどちらかと言うと動物の鳴き声に近い。
髪の毛もしっかり生えてる。
安堵と共に自然と涙が流れてくる。
が、
夫は私以上に目頭を押さえて号泣。
嗚咽をもらして。
緊張感から解放され、ホッとしたらしい。
なんで産んだ本人より泣くの?
その姿を見て私爆笑。
2015年12月某日14時38分
3070g 51センチの女の子が無事に産まれる。
ようこそ。
続く